捨てられた⁉

4/9
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
僕は、小学校の入学式を迎えた日 周りを見渡せば、スーツなどに正装した、お母さんの姿! 僕には、老いた おばあちゃん! 周りのお母さん達は、娘・息子の、晴れ舞台を写真に撮ったり お母さん達で、仲睦まじく会話をしていたり……だけれど僕の、おばあちゃんは、一人 着物姿で、誰とも会話する事もなく、もちろん、カメラもなく、ズット僕の方を見て微笑んでいた。おばあちゃんなりに気を使っているのか、僕に近付こうともしなかった……そんな老いたおばあちゃんを見て、恥ずかしさと、同時に、不憫にも思えた!帰り道も、みんなは車とかで帰り、僕は、免許も持ってない、おばあちゃんと、歩いて帰った!僕は、可哀相と思いながらも、不機嫌な態度をして、少し距離をおいて歩いて帰った……それでも、おばあちゃんは、何も言わなかった…ゴメンネおばあちゃん……ホントは、うれしかったんだよ……ホントはね……だけど素直になれない僕が、そこには居た! なに不自由なく、おばあちゃんに育てられた…あれは、僕が小学校5年生になった夏…僕は一人で🏠に居た。そこへ一本の電話が鳴り響いた……『お母さんよっ元気にしてる?なかなか迎えに行けなくてゴメンネ!会いたい』それを聞いた僕は、
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!