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「で私のバラの花は、どこに行ったのかな?!」
旅人は部屋に戻るとアリサに怒られていた。
「すまない、反省しているからそれ以上怒らなくても」
「怒るわよ!毎度毎度、騙されて、あんたの学習能力は猿以下なの?知能指数だったらミクのほうが何倍もましね!
てか君は確か帝都出身よね。そうよね?
君は、はいかYesだけ言ってればいいの!!
あそこは、全市民に義務教育をしていたらいけど、あれは嘘っぱちね。
だって君は教育を受けてない私より馬鹿だもの!
ねー聞いてんの!!」
旅人はまるで猟犬に追い込まれた子羊のように小さくなっていた。しかも現在進行形で。
「アリサちゃんもうそれ以上言うとお兄ちゃんかわいそうだよ。」と見兼ねたミクが仲裁に入った。
旅人はわらを掴む勢いで首を上下に振った。
アリサは彼の行動をみてハァとため息をすると腕を組み、旅人に質問をした。
「で今度はどうだったの?」
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