第四章 再生の町

20/38
前へ
/397ページ
次へ
「店員さ…ん?」 倒れていた人の顔は小顔で頬は白く唇の色は青色に近い。 そしてアリサが甘美するほど綺麗でもあった。 ただ旅人は知っていた。その人が誰かと言うのを。 一瞬何が起きたかわからなかったがすぐに我に帰るとその人の肩を揺すった。 「店員さん!どうしたんですか?返事してください!!」 旅人は必死に呼び掛けるが返事はなかった。 「ねぇその人…死んでない?」
/397ページ

最初のコメントを投稿しよう!

68人が本棚に入れています
本棚に追加