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入学式の朝、一人の男がカーテンから差し込む光によって起こされた。
「今日から二年か……」
そういい布団からゆっくり起き上がった男こそ、皆さんがご存知この物語の主人公ジーク・ハント。
「さて、クラス分けどうなってるかな……」
そう思いジークが自分の部屋を出ると、リビングで一人の男が黙々と朝食のパンを食べていた。
そして男はジークが部屋から出てきたことに気づいた。
「おはようジーク!! 今日のクラス分け楽しみだな」
「あぁ、俺はお前と一緒になっていなかったらどれほど嬉しいかデビ」
それを聞いた瞬間デビは飲んでいたコーヒーを勢いよく口から吹き出す。
「それは酷いぜジーク!!」
「冗談だって!! 10%は」
「たった10%だけかよ!!」
今ジークに芸人並みのツッコミを入れた男はデビ・デイズ。
本作のいじやれ役兼ツッコミ担当の男。
「まぁ正直のとこ全員一緒になれたら嬉しいな」
そういいジークも朝食を食べてから、二人は歯を磨いて家を出ていった。
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