始まり

2/10
20人が本棚に入れています
本棚に追加
/96ページ
prrrr prrrr ・・・・・ 朝の五時、突然騒がしい音で鳴る携帯の着信音。 「もしもし??」俺は、精一杯の力を振り絞って声を出した。 「もしもーーし!!マサヒロ起きてるか!!!??」大きな声でコージが言う。 「何!??コージ??こんな朝っぱらからでかい声でどうした??」 「どうしたもこうしたもねーよ!!お前テレビでニュース観てねーの!!?とんでもない事がおきてんだぞ!!」 「ニュース?とんでもない事?朝っぱらから訳分かんない事ゆーなよ。」 「お前寝ぼけた事言うなよ!!日本が戦争になんだぞ!!!とりあえずソッコーで今からお前ん家いくから!!!!」 「え??ちょっ!!オイ!!」 プー プー プー ・・・ 「訳わかんねぇーー!」そういうと俺は、横に置いてあるペットボトルのスポーツドリンクを口に含んでもう一度寝ることにした。
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!