佐々木恭一~プログラム~

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田岡「諸君にはこれより、3ヶ月間に渡って、あるプログラムを受けてもらう! 総統閣下のため、尽力せよ!」 だいたいの人間は歓喜の声を上げた。 俺を含めた数人は黙っている。 レジスタンスの連中が潜り込んだんだろう。 田岡「目覚めるとそれぞれにボストンバックが支給され、中には指令書と支給品がある! 指令の通りに生き延びよ!」 田岡「尚、最終試練では、合格の証として敵の“耳”を切り取ってこい!以上だ!」 それだけ言うと、田岡と周りの軍人たちは部屋から出た。 部屋にガスが充満し、1人、また1人と眠りに就いていった。
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