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そう私を見つめる瞳に
もしも恋しさが潜むなら
目を伏せずに受け止めたこと
限りなく優しい罪となる
いくつも儚い夢
越えてきたの
最後にあなたの元で
目覚めていいの?
なぜ人は魅かれ合い
触れずにはいられないの
月の届かぬ夜も
ひとり過ぎてきたのに
鱗粉の毒を撒き
舞うことを止めぬ蝶は
天の川に身を投げて
生まれ変われることも
望まない
いま私を見つめる瞳に
いつか憎しみが宿るなら
あなたの眼は光を束ね
このからだ焼き殺せるでしょう
探すのを止めるのは
早いわ 愛を
私はまだそれを
大事に持っている
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