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さっき、僕はまた星を見ました。
今はどこにいて何をしているかわからない君を想いながら。
君にちゃんとさようならが言えなかったのは残念だったけど、僕の方は相変わらず僕の思考回路に乗っ取って、時に退屈な毎日を送っているよ。
そろそろ、送信ボタンを押してみるね。
もしこのメールが君に届かなかったら、これで本当に君と僕とは全く無関係の人間になるのだね。
僕らは、あんなにも愛し合っていたのに。
人間って、本当に不思議な生き物だね。
星を観ていると、本当に、本当にそう思うよ。
さようなら。君と、それにまつわる僕の夢の記憶。
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