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三太
「タダ今、赤鹿三太様ハ現在ゴ利用サレテイマセン。」
「そっかぁ~じゃあ仕方ない………って!おーいっ!?いろいろ混ざってるぞ!!いいから早く開けろやサンタごらぁ!!」
ガッシャ~ンッ!!
三太
「ぬぅあっ!?ちょっ!?お前ありえへんっ!!窓から艝(そり)を入れんなってか、硝子わるなよっ!?」
「お前が悪い!せっかく今年も私が迎えに来てやったのに、素直に入れてくれないお前がわ・る・いっ!!」
そう言うとその疫病神は、俺を指差し窓を突き破って入って来た艝の上にその女は踏ん反り返っていた。
こいつの名前は十仲井 赤(トナカイアカ)。
信じられないと思うがコイツはサンタクロースの艝を引くあのトナカイなのだ!
…あ?人間じゃねえかって?
知るか!!作者の都合じゃごめんなさい!!
とりあえず、そんなトナカイが俺を迎えに来たってことは…解るだろ?
そう、俺は何の因果か一年に一回こうしてトナカイに拉致されてサンタの仕事をしている…。
赤
「さあ!今年も行くぞサンタ!!」
憂鬱だ…。
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