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赤
「い~とまきまき♪い~とまきまき♪ま~いてま~いて♪ふんぬぅらぁばっ!!」
ガズンッ!!
三太
「…普通にできないの?てか、何故にその歌?」
赤
「うっさいわね!いいから早く煙突に“穴”開けなさいよ!」
三太
「うえ~す…。」
俺は赤に急かせるまま設置された煙突に近づくと、おもむろに煙突に手をかざし呪文を唱えた。
三太
「…アケコラスタコラッ!」
バアアアァァァ!!
その呪文を唱えた瞬間、煙突の中は光り輝きそして、煙突は家の中へと繋がったのである。
…呪文が適当じゃないかって?
よ~しちょっとお前そこに正座しろ?俺がお前にレクチャーしてやる!!
黒守
「どうしたの三太?一人でぶつぶつぼやいて?」
三太
「はっ!?な、何でありません!さっ!早く行きましょう!」
黒守
「え、ええ…?」
赤
「挙動不審な奴だ。」
三太
「るっさい!…入るぞ!」
運がよかったな?レクチャーはまたにしてやる!
とりあえず、今は配達を早く終わらせるのが最優先事項だ!!
そして、俺は煙突に体を入れ。まるで泥棒の様にコソコソとターゲットの寝室まで移動したのだ。
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