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―――2年前…
『バイキンマン!!やめなさぁい!!』
『ハ~ヒ~フ~ヘホ~うるさい!!メロンパンナ!!お前なんか、ぎったんぎったんに…』
『メロンパンナの…メロメロパーンチ!!』
『ばいばいきーん』
メロンパンナは いつもバイキンマンのワンパターン戦法に耐えながらも街の…人々の生活を守っていた。
『ありがとう!!メロンパンナちゃ~ん!!』
いつもバイキンマンに同じ様な手口で泣かされているカバのカバオが涙を拭きながら笑顔でメロンパンナに言った。
『大丈夫♪あたしに任せて♪』
『メロンパンナや~帰るぞ~』
ブオォォ…
パンを焼いたり、時にはドリルを出して地面をも えぐる機能を備えた、アンパン号(BMW式)に乗って居るのは メロンパンナの産みの親の ジャムおじさんである。
『はぁい♪パン工場に帰ろう♪ジャムおじさん』
メロンパンナは とても素直で可愛らしい女のコであった。
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