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グチュルルル…
生クリームをクリスマス用のケーキにデコレーションしているバタ子。
ビチャッ!!チャッチャッ…
ケーキの生地を混ぜているメロンパンナ。
『なんか…ヤな音ね(笑)』
バタ子が苦笑いで言った。
『そうね(笑)…あ!窓の外見て!雪だよ!』
外は雪がシンシン積もってきている。
『うぃ~っく…おぅ!テッキーラ~!フォー↑↑』
酔っ払った ジャムじいがフラフラと外のチーズの小屋に向かって行った。
『アンアンアン!』
↑(※チーズの鳴き声)
『お~チーズや…こっちへ おいd…』
『ギャワン!!』
『ギャァァ!!』
チーズはジャムじいが心底嫌いなのである。
なぜなら水の代わりにテキーラやウォッカを与えたり、エサの代わりに メロンパンナ達の使い捨ての顔をやったりするからである。
『どうしたの!?おじさん!?』
悲痛な叫び声に驚いた バタ子達が駆けつけた。
『この犬っコロが噛みつきやがった!バタ子!今すぐこいつを保健所にやれ!』
怒り狂うジャムじい。
『おじさん!そんなに動いちゃ…!手からすごい血が!!』
バタ子があたふたしていた。
『がぁぁ!!
パタリ…
ジャムじぃは気を失ってしまった…。
すぐにバタ子が救急車を呼んだ。
その後…
一命をとりとめたジャムじいだが、手に重症を追い、全治半年の重症を負った。
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