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ジャムじぃは村の小さな診療所に強制入院させられた。
怪我の治療と…
アル中の疑いが出たので強制入院させられたのだ。
ーーーーー
ジャムじぃを病院まで見届けたバタ子とメロンパンナは雪の降る道を 白い息をはきながらパン工場へ向かって行った。
『メロンパンナちゃん…ちょっと話があるの…』
バタ子は足を止めてうつむきかげんにメロンパンナに語り始めた
『どうしたの?バタ子さん?』
メロンパンナは急にうつむいた表情を見せたバタ子に驚きながら言った
『あたし…実は…お腹に赤ちゃんがいるの…』
『え…??!バタ子さん彼氏いたの!?今、何ヶ月なの?!』
意外なバタ子の告白にメロンパンナは 驚きまくった
『…彼とは付き合ってまだ半年だったんだけど…最近なんだか風邪っぽくて、ご飯の匂いとかで吐き気がするから病院に行ったら…妊娠3ヵ月だって…』
バタ子は お腹をさすりながら語った
『で…相手(彼氏)ってのは誰なの?あたし知ってる?』
メロンパンナが聞いた。
『彼は…』
『彼氏の名前は…』
『おむすびまん…』
バタ子は そっと呟いた
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