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彼は驚きと喜びでいっぱいだった。
彼女を失った時…全てを失った気がした…
しかし、彼は悲しみを見せず…笑顔で見送った。
弱い彼の精一杯の強がりだったのだろう。
「サヨナラを言ったはずなのに…」
彼はいつまでも彼女を忘れることはできなかった。
他の人を探そうにも…頭から離れることはなかった。
彼は別れたあの場所へ…毎日のように行った。
忘れないように…
そして…また逢うことができた。
しかし、一度は離れた…
彼女はもう、自分のものでは無いかもしれない…。
彼は不安でいっぱいだった。
彼は言葉を交わす内に…そんな事はどうでも良くなっていた。
何よりも元気で良かったと思ったのだ。
でも、またあえた事に"運命"を感じた。
「やっぱり…彼女が好きだ」
ダメでも良い…気持ちを伝えよう…
彼は色々な葛藤の中、話をきりだした。
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