プロローグ

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「その涼也に何の用事なんだ?」 少年は煙草の箱をポケットから取りだし口に加え、ライターを探してポケットを叩いているがなかなか見つからないようだ。 「う~ん、これは禁則事項なんだけど君には特別に教えてあげようかな? 実は、如月君をウチの学園に引き抜こうとしてるんだよね。」 「そうか…涼也を引き抜くね……。もし、俺がその如月涼也って言ったらどうするよ?」
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