夜、塾へ行こう

未来へ

俺はその日、帰ると両親にこっぴどく叱られた。

そしてまた自室謹慎の日々が続く。

けどもう俺は前の俺じゃない。

余ってる先生からもらったプリント終わらせないといけないし、もっともっと勉強しないといけない。

俺は勉強しまくった。

塾はどうしても行く気にはならなかったが、その分、家で頑張った。

元々両親は頭がよかったので、質問すればけっこう勉強がはかどった。

そして春、俺はなんと主席で河南高校に合格した。

夢見たいにグシャグシャって頭をなでてくれる先生はそばにはいないけど、春の風が優しく頭をなでた。

俺は高校に入っても、絶やさずに勉強した。
でも友達もたくさん作って、バスケでも大活躍する。

そして立派になった俺を先生を脅かすんだ。

そして月日流れていった。