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昼休みダイスケとマサキを連れて一年の校舎に向かった。
「あのさ沢崎ってやつ何組か分かるかな?」
イケメンマサキが適当な女子に話しかけた。マサキ含め俺らの顔は一年には知られている。
「えっと…さ、三組です。」
マサキに話しかけられて照れる女の子。
「ありがと。ニコっ(*^_^*)」
出た脳殺スマイル!女の子は廊下を走り去っていった。後から「さっきマサキさんに話しかけられた―!」という声が聞こえた。この色男め!と多少の嫉妬を抱きつつ三組へ。
マサキが三組に入った瞬間ざわめき始めた。
「沢崎くんはいるかな?」
ビックリした様子でこちらを見ている奴が沢崎だろう。
「あんたに聞きたいことがあるんで放課後学習室に来いな。」
俺がそう言って一年の校舎を後にした。
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