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今日はマサキが部活を休みにし、沢崎が来る教室で待機した。
数分後、脅えたように沢崎が恐る恐る歩いて来た。
ダイスケがまず口を開いた。
「とりあえずそこに座りな。お前ユミの噂流したんだって?それは確かな情報なのか?」
「……はい。警察の方が校内で話しているのを聞いてしまって。それでつい喋ってしまって。」
「校内にも警察がいたのか…。するとユミはホントに妊娠していたのか…。すまなかったな。またなんかあったら聞きに行くから。」
「もうその話は一切するな!いいな?」
「…はい。」
「この様子だと事実だな。」
ダイスケが呟く。
「いったい相手は誰だ…」
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