後書

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さてそれでは、物語について振り返る前に。 まずは人物から、振り返りましょうか。 優喜について 「この壊れた世界の上で。」から引き続き、主人公です。 何か妙に不幸キャラです。 前作では義理の兄を殺され。 本作では朔久に拾われ、あんな事に。 終いには狂ってしまいますしね。 ……報われないッ!(笑) あ、でも。 狂った事は、むしろ良いことだったかも知れません。 あの世界の中で、正気を保ったまま生きていくなんて…。 まさに、地獄でしょうから。 優喜がこれから、どうなるのか。 その結末は、皆さんに考えていってもらいたいと思います。 「くだらない人間が、くだらない世界でどうなっていくか。」 結末は…多分、1つではないと思います。 あ、別に考えるのが面倒だった訳じゃ無いですよ?(笑)
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