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…にゃあ、にゃあ②
公園に猫がたくさん集まっている。
その中心には、俺がいる。
『あはは(笑)くすぐったいって😃💦』
猫がたくさんまとわりついて、なめられている。
その横で、目を細めて笑っているお前。
『ちょっ…と、笑ってないで、助けてくれよ💦』
猫たちを一匹ずつ、取っていく。
『サンキュー💕』
満面の笑みを見せる。
本当に、猫と仲がいいのですね。
『ん?そっかぁ~。いつの間にか集まってくんだよなぁ~。』
子猫が、一匹寄って来た。
ニャー。
『なんだ?お前、迷子か?』
子猫を抱き上げる。
ニャー②っと、淋しそうに鳴く子猫。
すると、ガサガサと茂みから親猫らしき猫が出てきた。
にゃー。
一声鳴くと、ガイに抱かれた子猫は、ガイから離れ、親猫の方にいく。
『なんだ。近くに居たんじゃん。』
猫達は、茂みの奥に消えていった。
『ったく。人騒がせな猫だったぜ。』
そうですね。微笑むお前。なんとなく、その顔を見たら抱き締めたくなった。
ぎゅっ。
‼
『お前は、迷子になるなよ。なっても、絶対俺が見つけてやっから心配すんな。』
俺は、お前を抱き締めながら耳元で言った。
絶対、お前は俺が守ってやる。
ずっと…ずっとな!
~END~
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