一枚の写真…

僕はよく彼女と近くにある水族館へとデートしに行っていた。

何回か行ったなかで一度だけ二人で写真を撮った。

それが二人で撮ったはじめての写真だった。

その写真は彼女が大事に持ってくれている。

去年彼女は悩の病気で入院してしまった…。

僕は毎日お見舞いに行った。。

ある日いつもの様に彼女の病室に入ると…

彼女「あｯ先生❗今日は早いんですね✨もう点滴の時間なんですか⁉」

僕は彼女が何を言ってるのか分からなかった。。

僕「どｯどうしたんだよｯ💦先生ｯてなんだよ💦」

僕はいきなりの事で動揺していた。。

彼女「どうしたんですか先生⁉⁉あｯ先生これ見てくださいよ✨私の大事な物なんです🎵」

そう言って彼女は枕の下から一枚の写真を出した。

あの水族館の写真であった。。

その写真を出すと彼女は口を開いて言った。

彼女「ここに写ってる男性は私の大好きな彼氏なんですｯ🎵早く会いたいな～[？]」

僕は頭が真っ白になっていた…。。

でも彼女の嬉しそうな顔見ると何も言えなかった…。

僕は何も言わずこれだけ言った。。

僕「早く退院できるといいですね…」