消えた記憶

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  翌日、亜美と奈央は駅前の総合病院に向かった。     病院の玄関に誠がいて手を振る。     『こっちこっち!』     『どうゆーこと?状況が全然わかんないよっ!』   奈央が誠に詰め寄る。     『俺らスキーするのにリフトに乗っただけなんだって!向こうの管理ミスかなんかでロープが切れて斜めになって俺と陸が下に落ちた。マジびびったし。』   『それで陸は?』   心配そうに亜美が聞く。     『陸は…しばらく入院することになった。 とりあえず病室に案内するけど…。』     入院ってどうゆうこと?   亜美に不安が押し寄せる。     でも、とりあえず陸の顔見なきゃ…。       三人で陸の病室に向かった。    
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