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部活にも入っていない僕は、授業も終わったし、帰ることにした。
その時、いつも陽気な齋藤君がうなだれ気味で歩いていた。僕は面白そうだから声をかける事にした。何故なら僕は、齋藤君の事を見下している。僕の中でのあだ名は、肉野郎だ。別に太っている訳ではないが、夢で齋藤君のことを肉野郎と呼んでいた。
あと見下しているのは、ザ・ファールゾーン(あだ名)と、折れたナイフ(あだ名)、倖田來未好き男(本名)の二人組だ。ザ・ファールゾーンは救いようもあるが、この二人組はもう論外である。
「どーしたんだよ。一人でいるなんて珍しい」
「あ、カフカ君か。もうどーでもいいんだよ」
やっほー、これは面白くなりそうだぜー。
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