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俺は恐怖に怯えながらも、せめてもの対策として家から一歩も出ないことを心に誓った。
1日・2日・3日・4日……1日が1年、いや10年のように感じた。
5日・6日・そして7日目……俺の精神状態は限界に達していた。
11時・13時・15時・17時・19時……
〈ハァハァハァハァ……〉
21時…23時……23時30分………45分…………50分……………残り10分。
「は、外れたぁ~あの老婆の占いは外れたんだあ~」
俺は思わず叫んだ!!!
と、その時だった。
「哲也、具合はどうだ?リンゴでも食べないか」
部屋から一歩も出て来ない俺を心配した親父が部屋に入ってきた。
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