9人が本棚に入れています
本棚に追加
/83ページ
ある日、本屋のバイトの帰り、駅前の交差点で、淳と思わぬ再会をする。
「んぁ?僚?」
と、いわれた。正直、驚いた。
ついでに、俺の名前は僚(りょう)だ。
「・・・淳?」
俺もこう返した。
あまりにもあっけない再会だった。
バイトの帰りで暇な俺は、
「ちょっと適当になんか食いにいくか?」
と聞いてみた。
したら、淳は
「おごりなら良いよ。」
と言った。
1年ぶりの再会にもかかわらず、相変わらずセコい奴だ。
でも、まぁ、会うのは久しぶりだったし、お互いの高校の事も、あの夢の事も話したいし、おごりOKで近くのファーストフード店へ行った。
最初のコメントを投稿しよう!