見えない鎖

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  蜃気楼に誘われるように   こんな場所まで来たけれど   また僕は独りになってしまった   夢を求めたのがいけないのか?   それとも光に憧れて仕舞ったから?   だから罰があたったの?   でも大丈夫だよ   僕には明日がミツカラナイ  僕の眼にはウツラナイ   真っ暗闇が広がって   やがて心も支配する   深い闇に呑まれてく   今は透明な世界でも   やがては壊してしまう   もう傷つけたくない   壊したくない   だから静に眠らせて   永遠は切なくて   悲しくて   苦しいから   瞳を閉じたら   そんな悲しみも見えないでしょ?   鎖で固めた檻の中   時を刻むこともなく   僕は静に眠りについた
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