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その一瞬の間が、かなり長く感じた。 「いないと思うと、気になって仕方なかった。」 あまりにも、率直すぎた一言は衝撃波でも興したかという感じだった。 衝撃波は、私を椅子から転ばせる威力は十二分にあった。 「大丈夫か?」 もぅ、そこはヤバイくらい2人の世界みたいになっていた。 差し出された腕に抱えられ、ふり乱れた髪を直され……
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