過去の愛

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ま……………ま…………まゆって、まゆって…… 頭ん中というか体中が心臓かというくらいドキンドッキンしていた。 「市原だ!市原まゆだったよな?確か。」 私のドッキンドッキンいってた心臓を、おとなしく冷静にさせのは、友人ケンジだった。 「俺は市原でいいや。タクは………」 彼は、ケンジに返事をせずに、私に再び…… 「俺はまゆって、呼ぶからな」 と、ちょっと小声で言った。 だ…………だれだよぉ………彼が硬派だなんて言ったの~~~って状態だった。
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