ぷー助

4/4
前へ
/44ページ
次へ
とにかく私はこのプー助が苦手…むしろ嫌いだった。         実家で鉢合わせする度に睨まれ、触ろうとすると威嚇してくる。ただでさえ猫が苦手な私には1番厄介な相手だった。         ある日…実家の台所に立とうとした瞬間、背後からプー助が私の足を目掛けて飛び掛かってきた。   今思えば彼なりに私と遊んでくれようとしていたのだが、当時の私にそんな彼の気持ちがわかるはずもなく…プー助がどんどん苦手になっていった。
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

41人が本棚に入れています
本棚に追加