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沈黙を破って瑛が先程の告白を肯定する。
「…マジ?」
「大マジ!」
掴まれた腕が熱い。顔が熱い。心臓がバクバクいってる。思考が働かない。
なんで男、しかも親友にこんな風になってんだ!?絶対何かの間違いだっ!
「な!こーしが今俺の事好きじゃなくてもイイ。俺と付き合ってみない?」
フと思った。瑛はどうなんだろう。俺みたいに動揺して無いんだろうか…
「俺等男同士だって…」
「でも俺はこーしが好きになった!男でも」
そうだった。こいつは短所でも有り、長所でもある「ゴーイングマイウェイ」だった…
けど俺にその気が無ければ諦めるだろう。そこまでアホじゃない筈だし(多分)
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