でもすぐに朝が来て学校に

2/4
前へ
/386ページ
次へ
「くぁ~眠…」 朝8時。アラームがけたたましい音で鳴り響いて意識は夢の中から引きずり出された。 眠い。1限からとか面倒臭い。でも行かないと出席ヤバい…。 今日は講義が1限からある為いつまでもグダグダしてる訳にもいかず、もぞもぞとベットから出て支度を始める。 「今日も暑そー…」 梅雨も明け、夏休みは直ぐ目の前だ。 煙草に火を点け外を見やる。 因みに俺は一人暮らしで大学の近くだから朝も実家通いの人よりゆったりしてられる。徒歩3分。最高。夜も自由だし――…あ…。 ボーっとしていた頭が昨日の記憶と共に一気に覚醒した。 「……好きって何だよ」
/386ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1738人が本棚に入れています
本棚に追加