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レキアスとセイガは今、ボスの部屋にいる。ボスの名は「ベルド」と言う。凄腕の中級魔族だ。その昔、人間界をも滅ぼそうとした、「大邪神プルート」に仕えていたそうだ。
セイガ「・・・と、言う訳でボス。こいつは必ず楽しませてくれますので、修行させてみてはどうでしょう?」
ベルド「ふむ…そうだな…ではテストを受けてもらう。」
レキアス「テスト・・・ですか?」
ベルド「飛び入りだから当然だ。ここはエリート魔族がさらに強くなるための場所だ・・・弱者はいらぬ…」
レキアス「は、はい!」
ベルド「と、言う訳でこの後、実力を見せてもらう・・・ せいぜい準備しておくんだな。セイガ!案内してやれ。」
セイガ「はい・・・ 行くぞレキアス。」
レキアス「はい!!」
ガチャッ バタン!!
ベルド「・・・」
???「また使えそうなのが来ましたね。」
ベルド「ジーガか?いつからそこにいた?」
ジーガ「さっきからですけど。」
ベルド「フンッ! 確かに・・・奴は使えるかもな。ただ、私の野望の手駒としてだがな!!」
ジーガ「お~怖っ!!さすがはボスだね~… まぁせいぜい反逆が起きないように気をつけなきゃね」
ベルド「フンッ!ぬかせ!!」
ベルドもこの後に起きることなど全く知らなかった…
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