追憶

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クリストフは一つの結論に辿り着いた。 『私は王として手に入るもの全てを手に入れたつもりでいました。……私はまだ【不死の命】を手にいれていなかった。旅の吟遊詩人とやらが、不死の男の話をしていたのを思い出した!!…神よ、私が得ていないもの…それは【不死】だ!!』 クリストフが叫ぶと神はさらに光を放った。 闇が光を映し出す。 するとクリストフの魂は、王様であった時と同じ、しかも健康な肉体に変わっていた。
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