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裕樹は遅刻していることなんて忘れ、ベットに座り携帯を見る。
《こんばんわ😃🎀
すぐ登録したよ✨
たくさんメールしようねッ😜📩》
ヤバイ……かなりきてる…
「…………////」
そのままベットに寝転がり布団を握り締める。
(未……緒……)
あぁ…ずっとこんな気持ちでいたい。
このまま…このまま
「ん?そういえば、このメールいつ頃にきたんだ」
‥1時半‥
「昨日じゃん!!
以外と寝んの遅いんだ」
裕樹は慌てて返事をした。
《昨日はわりぃ💧
寝ちまった…》
ピッ
「そだ学校…」
返事を送ると適当に支度をし家を出た。
学校に着いた頃には昼休みになっていた。
先公に言われなくてすんだから丁度良い時間帯だ…
(返事…きたかな?)
携帯を開くと未緒から返事がきていた
《大丈夫だよ🎶
おはよう☀🐤
学校は今昼休みかな?》
ピッピッ
《はよ✋
昼休みだけど…学校来てないん?》
~♪~♪
《うん↘↘
今日は病院に行く日なんだ😃🎀》
ピッピッ
《病院って…なんか体弱いって聞いたんだけど病気か✋💦》
~♪~♪
《ううん😃
なんでもないの❗
凄い元気なんだからッ〓✨笑》
こんなメールで裕樹は何よりも幸せを感じることができた。
《ちゃんと勉強してる😏?
ピッ
《はいはい✋》
「クス……うるせ」
裕樹は携帯を握りとても楽しげだった
すると朝メールを送ってきた不慮仲間二人が近付いてきた。
「楽しそうだな?
なんか良いことでもあったかぁ」
裕樹は慌てて携帯を閉じポケットにしまう。
みんなにとって裕樹はクールで怖い存在…笑顔なんて見せられるかー…
「別に…」
「で?潰したい奴がいるんだろ」
チャイムが鳴り昼休みが終わるが三人はその場から動かず話し続けた。
「あぁ、〇〇高の奴らなんだがこの間喧嘩売られてよぉ…
かったのは良いんだが厄介な奴らでさ」
「厄介?どんな風にだ」
「刃物を持ってて平気で人を刺せるって噂だぜ?
現に何度か警察に捕まってるって聞いた…ヤバイ奴にはヤバイ奴を助っ人にって思ってな」
ヤバイ奴…か…
裕樹は冷たく笑みを浮かべ拳を握る
「ふん…そんな粕俺が消してやるよ」
「ははっ…さっすが!」
「…で、いつだ」
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