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第3章 出会い
「いらっしゃいませ!ご主人さま♥♥」
松保は店に入った途端言われた。
松保「な、なんじゃ!??」
松保は焦った。
一人のメイドが松保に触る。
松保「やめるのじゃ!無礼者!」
メイドはビックリしている。
メイド「もしかして、初めてですか?」
松保「な!!は、破廉恥な///」
何を勘違いしたのか、松保は顔を赤らめる。
松保「とにかく離せ!」
暴れていると、突然
「こいつ、私の連れなんだ!悪いけど連れていくから」
一人の女が助けてくれたのだ。
松保「だ、誰じゃ!ワシは知らんぞ!」
外に出て、その女に言った。
「ゴメンゴメン。あまりにも、コスプレが上手いからさ!あ、私の名前は、真田 花(さなだ はな)」
松保「!真田!そなた真田の者か!」
松保は刀を構える。
花「は?まぁそうだけど…もしかして敵だと思ってる?ハハハハハ、違うよ」
松保「誠か?」
花「ありまえじゃん」
普段ならこんなことじゃ引かない松保だが今日は何故か引いた。
松保「ところで…さっきの…コス…え?それはなんじゃ?」
花「え!?知らないの!?じゃあその格好は?」
松保「ワシは殿様だからじゃ!」
花「………は?アハハハハ!そこまで成り切っているとはね」
松保「な…無礼者!嘘ではないぞ!」
花「え………本当に?じゃあ殿様の名前は?」
松保「ワシの名は芝川 松保じゃ。」
花「松保ねぇ…」
松保「呼び捨てとは無礼な!」
花「ハハハハハ!まぁ気にすんなって!私は花で良いよ」
松保「では花、此処は何処じゃ?」
花「此処はアキバ。秋葉原ね。」
松保「………武蔵国では無いのか?」
花「は?何言ってんの??松保、何があったのさ」
花は聞いた。松保は今までのことを全て話した。
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