プレゼント1

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駆は聞いた人間が不幸になる様な重い溜め息を吐き、玄関のドアノブに手をかけた。 その時―――― 『ワン!』 「え!? 今……中から!?」 駆はうなだれた顔をパッと上げた。 「レオナルド!?」 その声は驚きと喜びと『死を免れたかもしれない』という安堵に満ち溢れていた。 ガチャ――― 駆はドアノブを下げ、扉を開けた。
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