運命の出会い

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?『もしもし?もしもーし!』 ユウコの携帯から声が漏れ、かなりチャラ男っぽい感じの声がした。 私『でたほーがいんじゃない?』 ユウコ『もしもし?』 ユウコは私の家の近くにある目立つ場所をそいつに言ってた。 ユウコ『じゃーついたらまた電話ください!』 ユウコは電話を切り私に言った。 ユウコ『七ちゃん!マジごめんね!ついてくるだけでいーからさ』 私『マジ?あたしやだよ』 ユウコ『ホントついてきてよ!もー来るって!!』 私『今回だけだからね!』 私達は急いで化粧をした。 当時の服装といえば暴走族に入っている子達は基本ジャージ。 今となってはとてもじゃないけど恥ずかしくて着て歩けないが、当時はジャージを着てそこら辺をウロついてる子が多かった。 ~♪~ ユウコ『はい、もしもし。あっ、はい。わかりましたすぐ行きます。』 どうやらユウコを気に入った男は待ち合わせ場所に着いたようだ。 ユウコ『ついたみたい!』 私『じゃーいこっ』 待ち合わせ場所までの暗い道を歩いた。
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