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ユウコ『なんかね相手二人くるみたいよ!』
私『お連れがくるんだ』
私には一応タケシがいる。別れたいけど別れられないでいたから彼氏。お連れが来ようと眼中にない。
私達は暗い道を歩き待ち合わせ場所がある大通りへ出た。
大通りにでてすぐの所に白のトラックが停まっていた。
私『まさかトラックじゃないよね?』
ユウコ『まさか~』
二人でノロノロ歩きながら歩いているとそのトラックがパッシングしてきた。
私『あれじゃん』
私達はありえねーとか話しながらトラックに近づいていった。
ユウコ『あたしを気に入ってくれた人が運転してるみたいなんさ』
私『じゃーあたし後ろ座るから』
と、ユウコは助手席、私は後ろのドアを開けた。
ワタル『こんばんは笑』
ユウコ『こんばんは笑』
後ろは………体育座りをして帽子をかぶり下を向いている男が座ってた。
私が何こいつと思った瞬間、顔を上げニッコリと満面の笑顔で元気に
耕太『あっ!ど~もぉ笑』
顔を見て第一印章。
遊び人、女慣れかなりしてそー。服ダサイ。暗闇と肌の色が馴染んでるよ。
こんな第一印章。
そう………
この最悪な第一印章の男がのちに私の旦那になる耕太だった。
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