余命一年(最期)の出会い

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ユウキ「こんばんは。牧野ユウキです。」 男「こんばんは、おれ金城カズキ。トモヤから聞いてるよ。高校の時、野球で甲子園行ったんだって?体格いいからピッチャー?」 ユウキ「えっ…あぁ、そうだけど。」 カズキ「トモヤがよくおれに『ユウキ、ユウキ』って自慢してくるんだぜ。まるで自分かのように」 話上手なカズキ。 すると女の子が 女A「そっちばっかりで盛り上がってないで、そろそろ始めようよ」 カズキ「おっと、ごめんよ。でもそっちって、もうひとり来るんぢゃ…」 女B「バイトで遅れるってさっきメールが来たんよ。すぐ行くから先に盛り上がっててって」 カズキ「そっか。とりあえずドリンク注文しよっか。ぢゃあおれは生……」 飲み物が揃いカズキの音頭で合コンが始まった 『カンパ~イ』 ひとりずつ簡単な自己紹介が始まり僕の番に。 ユウキ「牧野ユウキです。今は大学3回生。趣味は野球です」 すると女の子が 女A「あたしユキエ。実はあたし牧野くんのこと知ってるんだ」 ユウキ「えっ」 ユキエ「あたし牧野くんの高校の近所の〇〇高校だったんだよ。牧野くん××高校だったよね?」 ユウキ「そうだけど…どうしてそれを?」
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