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髪の毛をシャワーのお湯で洗流し、髪の毛の水気を手で絞ると、顔を上げ、鏡に映る顔を見て、目元を見ながら
「目元の小皺が、また、増えたわっ‼
頬肉も、少し、下がったかな?」
と溜息を吐きながら、気になる場所を指先で触れる、それが亜希子の風呂での日課となってしまった
そしてスポンジに、ボディシャンプーを数滴、落とすと、スポンジ数回、握り締めて、泡立たせ、そして丁寧に体を洗い流し始めた
二、三年前から、弛んで来た、お腹を気にしながら・・・
体を洗い終えると、シャワーで洗い流し、今度はゆっくり、湯槽に浸かり始めた
「極楽っ‼極楽」
と思いながら、ゆっくりと湯槽に浸かった
亜希子は、十分に体を温めると、ゆっくり、湯槽から出て、脱衣室に向った
そして、風呂場と脱衣室間の開き戸から、手を伸ばしバスタオルを取ると、風呂場で丁寧に体に付いた、水滴を拭き取り、そして体にバスタオルを巻いた
バスタオルを巻くと、脱衣室に入り、タオルで丹念に髪の毛の水分を拭き取った
髪の毛の水分を十分に拭き取ると、バスタオルを外し、下着を身に付けて、パジャマに着替えた
パジャマに着替えると、脱衣籠の中に入っている、洗い物を、洗濯機の中に入れた
そして、洗濯機のタイマーを洗剤を入れると、髪の毛にタオルを巻き、亜希子は、脱衣室から出て、居間に向った
居間に着いたが、哲夫はまだ、子供達を寝かし付けているのか、居間には誰も居なかった
「はぁ~あぁ~」
と亜希子は、思わず息を呑んだ
それは、哲夫が亜希子の背後から忍び寄って、亜希子の首筋に哲夫が甘噛みしたからだ
「あっ‼あなたっ‼
もっ、もう、少し待って
子供達の眠りが、深くなってから」
と亜希子が言うと、哲夫は少し拗ねた、表情で亜希子を見た
すると亜希子は、寝室に向い、タオルを外して、髪をドライヤーで乾かし始めた
ドライヤーで、髪を乾かすと、居間に向い、テレビ見ている、哲夫の傍に寄り、座った
一時間が過ぎた頃、亜希子は、不意に立ち上がると、子供達の寝室に向った
衛も、夏海も静かな、寝息をたてながら、思い思い格好で眠っていた
亜希子は、子供達の掛け布団を掛け直すと、居間に戻って来た
そして、今度は哲夫の背後から亜希子が忍び寄って、哲夫の首筋に軽いキスをした
そして、哲夫は立ち上がり、居間の電気を消すと、寝室に向った
亜希子も、哲夫の後を追うように寝室に向った
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