1章、イルミネーション✨

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(えっ、手をつなぐの?みんなの前で。。。)  乃愛瑠が躊躇していると、彼の方から手を出してきて、乃愛瑠の左の掌を握った。 (うわ、あったかい。。。) 「す・すいません、こんな私で。」  乃愛瑠はこっそり彼に囁いた。 「君の手、とっても小さくてかわいいね。」  彼が初めて言葉を発した。 「い・や。。。かわいくなんてなぃ。。。です。」  乃愛瑠は皆に顔を見られないように少し下を向いて彼に言った。 (私、今どんな顔してるんだろ?)
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