浮き世

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此世はなんて… -浮き世- 此世は水面に儚く浮かぶ一輪の夢うつつ 人の血を啜り築かれたひとつの時代が、又人の緋により崩れてゆく 其れを食い止めようとするのは、熱き若者たち 己の信念を貫く者たちは、赤き花を咲かせ散ってゆく 此世はなんて、呆気ないのだろう 優しいあの人を喰ろうても、壊れてゆくのだから
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