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クリスマスタウンは一年中、冬でいつも寒い。
けどサンタは寒いと思わない。冬の北海道が「ちょっと暑くね?」と、感じるんだよ すごくね?
今、俺は吹雪きの中にいます。
『サンタなるもの、吹雪きの中でも目を開けて子供にプレゼントをあげれるのだぁぁぁあ!!!』
「ちょ、見えないんだけど!つか雪が口にh…がああぁぁぁああっ!!!」
『純?純!!じゅーーーーーーーーんっ!!!』
北の国から
「って違うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!」
―――ガバッ!!
あれ?訓練中止か?
吹雪きじゃなくていつもの粉雪…
「純にはまだ個人で仕事はできないね。だからパートナーを紹介してあげるよ」
「パートナー?」
父さんの後ろからひょこっと現れたのは黄緑色の髪をした俺と同じくらいの野郎だった。
「初めまして コンチハ~トナカイの斗南(トナ)です☆」
「は?トナカイ?」
バカか?こいつバカか?
「トナカイも知らないのかい?まったく純はバカだな!」
「ムカつくんだけど。バカだけどアンタにだけは言われたくなかった。」
俺が言いたいのは、トナカイは鹿(?)だろって話だ。
こいつ、人に見えるんだけど…
「僕はトナカイだよ~☆トナカイだよ~☆トナカイだよ~☆うはうはうヒャヒャ☆」
「大丈夫ですか、頭。」
顔に似合わず変なやつだなぁι
「純は何も知らないんだなぁ~お父さん、ガッカリだよ―――!!!」
「やめて。お願いだからやめてくれ。」
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