序章

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男もまたルールを弁えていたのか、どこへ行くのかなどとは質問しなかった。 目線だけ一緒にいた同胞へよこし、少し笑った。 メアリは思った。賢い畜生だ。 「後は頼んだ」 「了解です。伍長」 それがメアリ伍長とその男、386911番の出会いだった。
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