告白

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9月の最終日。 気温は高いが流れる風はひんやりとして心地よい。 いつもの登校時間の時より少し低い位置にある太陽が今の自分の状況を知らせる。   (ねみぃ…)   何故かいつもより早く目が覚めた。だからいつもより早く家を出た。 それだけだ。 早く目が覚めたくせにいざ学校につくとまた眠くなる。 欠伸を一つして、俺は自分の通う学校を見上げる。別に何も変わらないが普段とは違う朝の空気がどこか不思議な雰囲気を醸し出している。気がした。   (HRまで寝よ…)   学校を見上げるのを止め、けだるさを感じながらも足を自分の教室へと運んだ。
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