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「勇気おはよ~」
またこいつか。
こいつは城畑美咲。俺はこんなヤツ好きでも何でも無い。特別可愛いわけでも無くて特別ブスって言う訳でも無い。こいつに呼び捨てにされるわけも解らない。男友達は羨ましがるが俺はそうとも思わない。俺は基本的に女を選ぶなら見た目が1番だった。今まで何人とも付き合ったが、特別感情がわく訳でも無かった。これで俺の事は解ってくれたかな?
一応返事返すか。
「おはよぅ」
ガラガラと音を立て教室の扉が開いた。担任だ。
「今日はお前たちに大事な話がある」
ドラマ見たいな感じの言い方。たいして大事な訳でも無いのに大事大事っておおげさな。俺は席に着いた。
「今日は新しい友達が増えるぞっ入れよ」
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