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俺は教室に入りまず卓也を窓から放り投げた。ここは三階だが卓也が華麗に受け身をとっているのが見えた。
授業が始まった。俺は授業は真面目に聞くタイプだがテストは出来ない。
なぜだ?
ってなわけで昼休みの時間を迎えた。俺が弁当を食べる準備をしていると
「憲♪一緒に食べよ!」
「麗未か。いいぜ。」
「やったぁ!憲大好き♪」
そういって麗未は抱きついてきた。すると一人の女がこっちに来た。
「中川さん!ちょっと私の話を聞いてくれませんか?」
「あら杉本さん。何でしょう?」
この同級生にも敬語を使うのは卓也が美少女ランキング2位に格付けした杉本早織だ。
「中川さん…長濱君は私が奪ってみせます。」
「フフン。あなたも憲のことが好きなのね。いいわ私の憲を奪えるものなら奪ってみせなさい!」
ちょっと待て。俺はものではない。それに俺に発言権をくれ……といいたかったが殺気ムンムンのこの空気に入れなかった。
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