始まり

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セミの鳴き声がうるさいなか俺、長濱憲(ながはまけん)はいつもの通学路を歩いている。 現在高校2年生で昨日夏休みが終わり今日からまた学校だ。 今は幼なじみであり親友?の塚原卓也(つかはらたくや)と一緒に登校している。 ちょっと短めのツンツン頭でイメージはいわゆる爽やか少年だ。性格はおちゃらけてていじられキャラだ。黙っていればカッコイいんだけどな… 「憲ってさー恋しないの?」 「う~ん今までそういった感情はもったことないな。」 「なんだよーもったいないな~。憲はきずいていないけど結構モテるんだよ!」 そうなのか?確かに中学生のときは10人ぐらいに告白されたが。 「そうなのか?俺のどこがいいのかなぁ?」 俺は首を傾げながら言った。
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