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「そういうもん……なの??」
私が呟くと
「そういうもんよ!!なんなら今から叶えさせて貰お♪」
「い……今から!?」
宮羽が突発的な提案をしたのは良いのだが、今日はもう12時をまわっている。といってもまわったばっかりで、今は12時半だが。
そして宮羽は頷いたあとおもむろにどこかへ電話をかけはじめた。
「あ。もしもし志雄ー??」
電話をかけた相手は宮羽の彼氏、志雄(シオ)君だった。
「確か、今日ソラ君と遊んでるのよね??……うんよかったら今からダブルデートしない??……うん。水族館。……うんうん。……わかったぁ!んじゃまたあとでね♪」
宮羽は電話を切って私にいった。
「てことでダブルデート決定♪ソラ君も良いっていったらしいよ♪てことで13時に駅集合なんで出発!」
私に、同意を求める前に宮羽は席をたち歩き始めていた。
私は、話についていけず、ポカンとその場で立っていると、宮羽が戻ってきて
「ほら!はやく!!」
と私を引っ張っていった。
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