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この辺りに来るともう始めから記憶が曖昧だ
家につくとホットケーキを焼き始めた
火力の調節を忘れて、いつも完璧なホットケーキが焦げた
母は、仕事の合間にキッチンにきた
"あー…焦げたぁ"という抑揚のない私の言葉に
母は、違和感を覚えたらしい
私は何もかもイヤになって、帰りたくなかったのに帰ってきたことや学校にチャリをおいてきたなとか
どうでもいいこと考えてた
布団に入ったら、さっき眠れなかったことが嘘みたいに
すぐ眠りに入った
私が寝ている間異変を察知した母は、
学校に電話し担任から話を聞き
心療内科に電話したらしい
"寝ているなら大丈夫です"と回答を受けたらしい
私は、次の日 九時ぐらいまで一度も目覚めなかった
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